ECサイトについて

始める前に考えるべきこと

どのような規模・商品点数なのかによって形と予算が大きく変わってきます。
お知り合いの方や既に確保している固定客に販売するためのサイトであれば、問題は多くありません。
ですが、何もかも初めてであれば考えなくてはいけないこと・やらなければいけないことが山積みです。
ECサイトは実際に店舗を開店させるのと同じくらいの労力が必要なのです。
もちろん、実店舗に比べてコストが少ないのが大きなメリットです。

  1. 最も大変な集客
    インターネットに24時間、365日開店しているのだから誰か来るだろう。
    世界中のパソコンからスマホまで使って来店できるのだから潜在顧客数は大変なものだ。
    それは大変な勘違いです。
    24時間・365日開店している競合店が世界中にあるのです。その競争は実店鋪より激しいのです。
    お店が個々にあると気付いてもらって、なおかつ購入して頂き、リピーターorファンになっていただくのは至難の業です。
  2. 集客・宣伝告知のための戦略
    集客するためにどのような戦略を用いるのか、クロージング(closing)までにどのような仕組みが必要なのかによってサイトの作りが変わってきます。
    集客・宣伝告知する方法としては、NET広告(PPC)・メディア広告・チラシなどでの告知・それらを組み合わせたO2O広告など様々です。
    訪問者にただ商品を並べるだけで良いのか、しっかりとした詳細情報が必要なのか、読ませる・見せるからクロージング(closing)までの流れを作るのか・・・と集客方法からクロージング(closing)までどのような仕組みにするのかによってレジシステムも検討しなくてはいけません。
  3. ずっと続く運用管理
    商品は売れる売れ内にかかわらず、棚の入れ替えが必要になってきます。
    また1度ご注文頂いたお客様にリピーターやファンになっていただく為に、フォローアップが必要です。
    1年、2年と経つうちに販売実績は大切な数値情報となります。どのような商品が売れたのか、売れない商品などこに問題があるのか?
    これらを継続して管理し運用していかなくてはなりません。

 

運用管理で気を配るべきこと

サイトをオープンし、いよいよ運用を始めたら次のようなことに気を配ってください。

  1. 集客のための宣伝を頑張りましょう。
    最初はどうしてもサイトの存在自体を知っていただくことが緊急ミッションとなります。
    有名な方法として商品をイギリス王室やローマ法王へ贈呈してニュースを作ったというのがあります。
    簡単な方法としては、Yahooオークションに0円スタートで商品を出品して、購入できなかった人をサイトに誘導するというのがあります。
    Yahoo!やGoogleにPPC広告を出し、集客する手も多少金額がかかりますが、効率的な方法です。トライで承ります。
    最近最も多いのは、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSへ投稿するというものです。手間はかかりますが、コストはご自分の作業分のみです。
    他にも有名ブロガーと契約して記事を書いてもらうというのもあります。
    古典的ですが、以外に効果があるのがチラシやテレビなどのメディアを使った従来からの広告です。
  2. リピーター&ファンづくりが肝です。
    使っていただければ気に入っていただける・・・というはよほど他にない特徴的な商品の場合です。一般的にリピーターやファンになっていただくためにはお客様とのコミュニケーションが最も効果的です。
    コミュニケーション方法としては、商品発送時にお客様の名前を書いた手描きのお手紙を添えるというのがあります。
    もしも、商品に異常があった場合にどのように対処するかというのも大きな印象を与え、他のお客を紹介してくれる宣伝マンになってくれるか、悪評を書き込むクレーマーに変身するかの分かれ道になりかねません。
    コメント欄を有効にしている場合は、コメント欄を使って問い合わせをしてこられるお客様がとても多いです。メールアドレス等個人情報を提示せずに知りたいことがわかるからですが、ここのやり取りは他のお客様も見ていらっしゃいます。誠実な対応をしていればクレーマーが現れた時、お客様が助けてくださることもあるようです。頑張ってファンを作りましょう。
    以下にも書いていますが、新着情報で多少プライベートが垣間見れるような文章を書くと、気を引くことが出来ます。
  3. 更新を続けることを約束してください。
    人気サイトになるためには、とにかく更新・お客様も検索サイトも飽きさせないことです。
    新着情報は、よほど問題がない限り削除せずドンドン追加していきましょう。文章から貴方の人間性がにじみ出て、ファンになってくださる方が出てきます。
    商品は棚卸しを行ってください。他にない特徴的な商品であればそのままでも構いませんが、一般的にはそのまま変わりがないと売れ残りの印象を持たれてしまいかねません。特に季節性のある商品は気をつけませしょう。
    これらを継続していくことで、元気で活気のある店舗と同じようにお客様も検索サイトも受け取ってくれます。
    実店舗と同じようにお客様のために気を配ってください。
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